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2024.09.10
コラム

「医者の不養生」から離れるための小さな努め

健康診断のアナウンス

九段下・神保町でメンタルクリニックを開業する前、勤務医として働いていた頃は、自分から求めずとも健康診断のアナウンスが一斉になされておりました。職場にもよるかもしれませんが、当時、精神科医としての勤務はそれなりにハードで、文字通り「医者の不養生」になってしまうこともあり、健康診断の結果も自分としては十分な合格点とはいえませんでした。開業後は、当然ながらアナウンスはないので、自分から健康診断を申し込み、健診センターへと出向きます。実のところ過去数年、ある数値が少しだけ高くて、食事の管理と軽い運動をこころがけていたのですが改善はいまいちというところでした。

開業を機にジムへ

勤務医から開業医へと歩みを変えるときに、これまでよりも体力の維持や向上をさせていかないといけないと思い、ジム通いを本格化させました。多忙なときは足が遠のきそうになりながらも、どうにか週2回のペースで通うことが出来ています。当初はジムでトレーニングという言葉は理解できても、どのように行えばよいのかわかりませんでした。通い始めてからはトレーナーに相談し、詳しい知人からも指導してもらい、自分でも本を読むなど少しずつ経験と知識を増やしてきました。

数値の改善を励みに

幸いにもこの1年ほどの間で腕や足腰の筋肉が以前よりはついてきました。そんな中で、今年も定期健診の時期がめぐってきて検査を受けたところ、気にしていた数値が少しですが下がっておりました。体力も少なからず良いコンデションとなり、連日の仕事にも安定して臨めるようになっております。これからは医者の不養生を繰り返すことなく、引き続き医師としての仕事と責任をクリニックで果たしていければと思っています。

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